営業活動においてオンライン商談が多様化しています。そのため、オンライン商談の環境構築は昨今において重要性を増しています。その中で商談ツールとなるZoom、Google Meetなどのツールを使いこなすことの重要度も増しています。

そこで、今回はオンライン商談の背景をどのように選べばいいのか、作成すればいいのか解説させていただきます。

 

オンライン商談の背景の重要性

オンライン商談において環境を整備することは大切です。

環境整備のその一部として商談背景があります。

商談背景を設定することはなぜ重要なのか2つの観点から解説させていただきます。

 

背景へのストレスがなくなる

背景によって人に与える印象は全く違います。

例えば、背景の色が明るいモノと、暗いものとでは人の顔に与える印象は大きく異なります。

さらに、無地の背景と柄物の背景とでは人の顔への集中ができるかどうかという違いが生まれます。

そのため、背景への懸念がなくなるだけでもオンライン商談に対する背景へのストレスが減少するだけで、商談に取り組む際の背景整備が重要であると考えることができます。

 

プライベート空間を公開する恐れがない

背景設定において、オンライン会議という場も含めると何もしていない人は6割にも及びます。

しかし、背景設定を何もしていないと生活感が見えてしまい、相手にみっともないという印象を与えてしまうケースもおこるかもしれません。

プライベート空間が公開するリスクは、相手にマイナスイメージを抱かせてしまいます。

 

オンライン商談時の背景を選ぶ際のポイント

TPOに適した背景

プライベートとは異なり、ビジネスシーンに適した背景を選ぶことが重要です。

Web会議ツールやパソコンに保存されている画像などから自由に背景を選択できますが、くだけすぎたものはあまり好ましくありません。

 

何度か会ったことがある相手であれば、多少色の入った背景やユーモアのある素材などを使用しても問題ないかもしれません。

しかし、初対面の相手や目上の相手に対してくだけすぎると、マイナスのイメージを与えてしまう可能性が高くなります。

そもそも、相手との距離感を掴みにくいオンライン商談だからこそ、最初に与える印象が大きくなるでしょう。

オフィス風景や風景画像、無地の背景など、常識的な範囲でその場にふさわしいものを選ぶことをおすすめします。

 

服装に同化しない背景

服の色と背景の色が同じ場合、全体的にメリハリがなくなり、ぼんやりとした印象を与えてしまいます。

たとえ、説得力のあるプレゼンができても、外見の印象からプレゼン内容にもぼんやりとした印象を持たれてしまう可能性があります。

シャツやブラウス、スーツの色と同じような色の背景は避けたほうがよいでしょう。

日頃、シャツやブラウス、スーツ、ネクタイ、スカーフなどの色を考えてコーディネートするように、背景の色も服装と被らないように意識してみてください。

オンライン商談の前に自身の服装と背景をカメラで確認し、どのように見えているかをチェックしておきましょう。

営業は気をつけたい!好印象を与える髪型や身だしなみについてはこちら

 

PRしたい情報を伝える

背景の利用に慣れてきたら、ぜひ会社や自分のPRしたい情報を背景に加えてみましょう。

会社のロゴやサービス名、商品名などが入った背景を使うのも効果的です。

また、社会貢献に力を入れているのであれば、その分野の画像を背景に使用することで会社の取り組みについて自然とアピールできます。

ビジネスシーンに適した範囲内であれば、自分の趣味などをさりげなく加えることで話のネタにもできるでしょう

 

オリジナル背景の作成方法

オリジナルの背景を作成するにはオンライン商談で活用できる背景画像を提供しているサイトなどを活用することが有効です。今回はオリジナル背景を作成するプラットフォームを3つ紹介します。

 

Canva

「canva」はオーストラリアの企業が運営する、世界190カ国で利用されているデザインツールです。

canvaを利用すれば、プロのデザイナーが作成したテンプレートを使って名刺やチラシ、バナーなどを無料で簡単に作ることができます。

また、iPhoneやAndroidのアプリでも利用できるので、スマホで作成することが可能です。

スタイリッシュでおしゃれなテンプレートから好きなものを選ぶだけなので、デザインに自信がなくても、完成度の高い名刺を作成することができます。

URL: https://www.canva.com/ja_jp/

 

zoome

「zoome」は、クリップ社が運営するオンライン会議用のバーチャル背景名刺無料作成ツールです。名刺カードを作成したり、バーチャル背景に名刺情報を入れた画像を作成したりすることができます。

プレビュー画面で確認しながら文字入力が可能で、操作方法がシンプルでわかりやすい点も魅力です。

また、カスタマイズオーダーも可能なのでオリジナルデザインにしたり、自社ロゴ・自社サービスを組み込むことなども可能です。

zoome

URL: https://zoom.social-business-card.com/

 

ロゴマーケット

「ロゴマーケット」は、プロのデザイナーが作成したロゴを購入できるサービスです。

約2万件以上のロゴはすべてオリジナルなので、お気に入りのものが見つかる可能性が高いでしょう。

また、好きな画像を最大2枚用意すれば、それらを交互に並べた背景を無料で作成できます。

会社のロゴや商品名と好きな画像を組み合わせることで、PR素材となるインパクト大の背景を簡単に作れるのがポイントです。

ロゴマーケット

URL: https://logomarket.jp/

 

まとめ

今回はオンライン商談の背景について紹介させていただきました。

背景の1つでも関係構築の手助けになります。

また、自作の背景によってPRしたい商品を意図せずPRすることができたり、相手の目にもつきやすく、印象にも残りやすいため、問い合わせを増やすきっかけにもなります。

そのため、細かい気遣いを行うことで相手との信頼関係を築いていきましょう。

 

営業準備ナビでは、個人だけでなく営業組織全体が成長できる、商談成功率アップのためのポイントをまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。営業、営業組織について悩みがある方はぜひご活用ください。

この資料ダウンロードはこちら